祇園小石とは
祇園小石とは
1936年(昭和11年)創業。社名の「祇園小石」は祇園の風情を歌った「祇園小唄」の一節「祇園恋しやだらりの帯よ」と、飴の別称「小石」を掛けて名づけました。
以来、「良いあめ召し上がれ」を社訓に飴づくりに専念。また京飴と真っすぐに向き合う店として「ひと粒の京飴」を表した○を暖簾にかかげ皆様をお迎えいたしております。 「京飴」は平成19年に飴業界では初めて特許庁より地域団体商標の認定を受け、味わいの深さ、なめらかさ、色つや、繊細な仕上がりなど京都で育まれた上質な飴に認定されました。
当舗では砂糖の旨みを引き立たせるために水飴を極力少なく10%以下とすることにこだわり高温で一気に炊き上げる直火釜炊きの製法で、創業より上質な味わいを守りつづけた京飴を家傅の京飴と称しております。
なめらかな舌ざわりと後味の良さ、艶やかな色と透きとおる透明感こそが当舗の目指す上質な京飴です。
製品に余分な着色(合成着色等)は使用せず商品の安全にも配慮いたしております。 季節を感じる味わいの飴は今から約20年前にはじまりました。和菓子の世界では歳時記ごとに色形がかわるのは常でしたが飴の業界では見られませんでした。京都には世界に誇る京菓子がありそれに習い、月々の季節限定品「祇園飴歳時記」が生まれました。
さくら、すいか、栗、柚子など季節の情緒をひと粒に込めて、いまでは季節ごとに祇園へお越しになる方々のお目当てとしてお楽しみいただいております。
当舗の黒飴には沖縄県産の黒糖(黒砂糖)がつかわれています。飴屋を営む当舗の要と言える黒糖は選別には特に慎重に、時には沖縄各所の黒糖をブレンドすることで味を守り続けてます。秘傅の黒糖みつは、この厳選された黒糖を京飴と同じく「直火の釜」により美味しく炊き上げた後にじっくり寝かし作られます。芳醇な香りかつさっぱりした味わいは随所にこだわった「秘傅の黒糖みつ」だけなのです。
黒糖みつは祇園本店にて様々な甘味として形をかえ名物の黒糖みつわらび餅や黒糖パフェなど当舗ならではのメニューでご賞味いただいております。